火の鳥~手塚治虫の漫画~です。
火の鳥(不死鳥)をモチーフにした一連の作品からなっています。
火の鳥は手塚治虫が漫画家として活動を始めた初期の頃から晩年まで手がけられている漫画で、、手塚治虫のライフワークともいわれています。
古代から超未来まで、地球や宇宙を舞台に、生命の本質・人間の愚行・愛が、手塚治虫自身の思想を根底に、壮大なスケールで描かれた漫画です。。
ストーリー漫画の極みともいえるこの漫画に、多くの漫画家が衝撃を受けました。
火の鳥が最初に連載されたのは1954年(昭和29年)、学童社の『漫画少年』でしたが、学童社はその後約1年ほどでつぶれてしまいました。
その後、火の鳥のエジプト編・ギリシャ編・ローマ編が『少女クラブ』に連載され、それ以降の作品は、『COM』『マンガ少年』『野性時代』に連載されました。
各編はハッピーエンドに終わることは少なく、火の鳥の主人公たちは悩み、苦しみ、闘い、運命に翻弄され続けます。
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