『あしたのジョー』 は、高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつやによるボクシングをテーマにした漫画です。
週刊少年マガジンに、1968年1月1日号から1973年5月13日号にかけて連載されました。
『巨人の星』と並んで、梶原一騎のスポ根漫画の最高傑作として評価されており、
現在においても日本漫画を代表する作品の一つです。
連載中の社会的反響は凄まじく、ジョーのライバルである力石徹が死んだ時には
寺山修司によって実際に葬儀が行われました。
よど号ハイジャック事件では、ハイジャック犯が
「われわれは明日のジョーである」と声明を残したことでも知られています。
漫画の単行本売り上げ部数では現在の人気コミックに遠く及びませんが、
社会的反響の大きさから、戦後最大のヒット漫画の一つに数えられています。
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